【2019年版】卓球カタログヒストリー【ヤサカ(Yasaka)①】~シェークハンドラケット性能表編~(2019.10/05追記)
- 2018.02.28
- 卓球(製品紹介)
- 卓球, ヤサカの歴史, シェークハンド, カタログヒストリー, リーンフォース, Yasaka, MAXカーボン3D, スぺランサー, ギャラクシャカーボンスペシャル, 馬林エキストラスペシャル, ゼバレート

※2019年のシェークハンドラケット性能表を掲載しました。
ご覧になりたい方は目次の『2019年』を押してください。【2019.10/05追記・更新】
こんばんは、卓球愛好家のもとぽんです。
本日から、カタログヒストリーという企画をスタートします!
カタログヒストリーとは、
有名卓球メーカー(ブランド)の製品カタログを、
画像などを交えて過去から振り返るという、マニア必見の企画になります。
記念すべき第一弾は、
【ヤサカ(Ysaka)、シェークハンドラケット性能表】の歴史を
2011年から2019年まで振り返っていきますので、どうぞご覧ください。
※画像出典:ヤサカ公式サイトより
→関連記事
卓球カタログヒストリー【ヤサカ(Yasaka)②】~ペンホルダーラケット性能表編~
卓球カタログヒストリー【ヤサカ(Yasaka)③】~ラバー性能表編~
『2011年』
現在では聞きなれないラケットが沢山ある。この年の最速ラケットは「MAXカーボン3D」となっているが、名前から察するにカーボンを3Dに編み込んだ仕様になっているのだろう。3Dグリップが名前の由来とのこと。
そして、「馬林ソフトカーボン」「馬林エキストラオフェンシブ」「馬林カーボン」「ギャラクシャ」などは現在でも販売されている。この当時から人気のある商品だということが分かる。
『2012年』
「ヒノキレオ7/11」が廃盤になっており、現在でも人気の高い「馬林エキストラスペシャル」や「スぺランサー」が発売開始されている。「スぺランサー」のスピード値は驚異の12となっており、前年最速の「MAXカーボン3D」を大幅に上回っている。「スぺランサー」の詳細は下の画像をご覧あれ。
『2013年』
「MAXカーボン3D」が廃盤になり、その後釜として「ギャラクシャカーボン」が登場している。軽量で弾みもそこそこある「デュラングル」や、馬林カーボンに弾みをプラスした「馬林ハードカーボン」なども登場しており、今後のラインナップに影響を与えている。
『2014年』
「ダイナミックス17」が廃盤になり、その後釜に「シルバーCARBON」が登場している。最速ラケットの「スぺランサー」と同じスピード値である「XLB(ラージボール用)」や、程よい弾みが売りの「アーレストカーボン」がラインナップに加わっている。
その他、初・中級者用ラケットの「エキストラ」や「クラシック」、カットマンラケットである「スウィーパー」が廃盤になったが、その後釜として「SWエキストラ」「SWクラシック」「SWディフェンシブ」などのSWシリーズが、新たに発売されている。
『2015年』
昨年、商品の入れ替えが激しかった影響か、今年は比較的穏やかだ。デュラングルのインナーカーボン仕様である「デュラングルスーパーインナー」や「ヒートブレード」がラインナップに加わった程度だ。
『2016年』
2012年から販売されていたヤサカ最速ラケットの「スぺランサー」が廃盤になり、その後釜に「シャムフィール」が登場した(詳細は下の画像参照)。だが、「シャムフィール」は僅か一年で廃盤になってしまう。そのため、非常にレアなラケットである。
現在でも人気の高いギャラクシャカーボンをさらにパワーアップさせたラケット「ギャラクシャカーボンスペシャル」や、SWシリーズのカーボン仕様である「SW EKカーボン」、格好いい商品名の「ローズグレイト」がラインナップに加わり、「XTH」や「OEX」は惜しまれつつ廃盤となった。
『2017年』
上記でも述べたが、ヤサカ最速ラケットの「シャムフィール」や「KLB」が廃盤になってしまい、スピード値12のラケットが姿を消すことになった。スピード値では及ばないが、中国の梁靖崑選手モデルの「アルネイド」がその後釜として登場した。PAカーボン搭載でメーカー価格は12,000円。コストパフォーマンスに優れたラケットだ。
その他には「シルバーCARBON」や「ヒートブレード」が早くも廃盤になっており、SWシリーズの「SWガーディアン」が新たにラインナップに加わっている。
『2018年』
今年からラケット性能表が変更された。変更点は主に2つ。まず1つ目は、シェークハンドとペンホルダー合同の性能表になった。そして2つ目は、スピードと打球感を表す数値がなくなり、図表で大まかに表すようになった。少し違和感があるが、現代風の性能表なのですぐに慣れるだろう。
ラインナップの変更は、デュラングル、デュラングルスーパーインナー、エスパル、メビュール5が廃盤になり、新たにホープスタープリンスⅡ、ホープスタープリンセスⅡ、OEX-V、メビュールα、リーンフォースLT/SI/AC/HCが加わった。
新製品がとても多く、研究・開発に力を入れているのがわかる。中でもリーンフォースシリーズは大々的に売り出しているので、期待が持てる。当ブログでもリーンフォースを紹介しているので、一度ご覧あれ。
→関連記事
【ヤサカ(Yasaka)】新製品リリース情報【2018年春】
■リーンフォースAC
『2019年』(2019.10/05追記)
性能表上では製品の入れ替えはないが、2019年夏にギャラクシャシリーズが生産中止になっている。7枚合板のギャラクシャと、カーボンを2枚加えたギャラクシャカーボンは、人気が高いラケットだったので、生産中止になるのはとても残念である。その他には、グリップのデザインが秀逸なカーボン搭載ラケットの「ゼバレート」が販売開始されている。
■ゼバレート
いかがでしたか?
馬林シリーズは昔から非常に人気が高いことがわかりますね。
ギャラクシャシリーズも、意外と歴史のあるラケットだということが判明しました。
2019年に生産中止になってしまったことが悔やまれます。
需要のないラケットはすぐに廃盤になっていますね。
興味のあるラケットは、早めに購入することをオススメします。
それでは、これでカタログヒストリーを終わります。お読み頂きありがとうございました。
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