【2019年版】卓球カタログヒストリー【TSP②】~ペンホルダーラケット性能表編~(2019.10/12更新)

【2019年版】卓球カタログヒストリー【TSP②】~ペンホルダーラケット性能表編~(2019.10/12更新)

※2019年のペンホルダーラケット性能表を掲載しました。

ご覧になりたい方は目次の『2019年』を押してください。【2019.10/12追記・更新】

 

こんばんは、卓球愛好家のもとぽんです。

さて今回は、定番企画である「卓球カタログヒストリー」をお送りします。

 

カタログヒストリーとは、

有名卓球メーカー(ブランド)の製品カタログを、

画像などを交えて過去から振り返るという、マニア必見の企画になります。

 

今回はTSPの第二弾、

【TSP、ペンホルダーラケット性能表】の歴史を

2012年から2019年まで振り返りますので、どうぞご覧ください。

尚、画像を選択すると拡大します。

※画像出典:TSP公式サイトより

 

→関連記事

卓球カタログヒストリー【TSP①】~シェークハンドラケット性能表編~

卓球カタログヒストリー【TSP③】~ラバー性能表編~

 

『2012年』

あまり馴染みのないラケットが、多数販売されている。この時点でスピード指数が一番高いラケットは、グラスファイバー搭載の「バルサプラス8.5SR」だ(詳細は下画像)。この先どのようなラケットが登場し、廃盤になっていくのだろうか、順を追って見ていこう。

 

『2013年』

この年は、バルサプラスシリーズの「バルサプラス8.5SR」と「バルサプラス6.5SR」が廃盤になり、その後釜として「ブラックバルサ7.0CHN(※)」と「ブラックバルサ5.0CHN」がラインナップに加わった。そのため、TSP最速ペンホルダーの称号は「ブラックバルサ7.0CHN」が射止めることになる。

そして、定番のスワットシリーズに新たな仲間が加わった。「スワットカーボンCHN」だ。カーボンを搭載することにより、スピード性能が向上した。しかも、驚くべきはその値段だ。カーボン搭載のラケットにしては破格の、税抜き5,800円となっている。とても、リーズナブルだ。その他では、ラージボール用ラケットの「RFラージ(P)」が廃盤になっている。

※CHNとは中国式ペンのこと。

 

『2014年』

この年はラインアップの入れ替えが少なかった。「SP-43(角型/角丸型)」が廃盤になり、スピード指数ファースト+の「快速」が新たに発売されたぐらいか。ちなみに、この年から性能表に「FCラージ」「ハイラージS」「ハイラージSR」「TSラージ」などの、ラージボール用ラケットの記載がなくなったので注意してほしい。

 

『2015年』

この年は廃盤になった製品がひとつもなく、新たにWFSシリーズWFS HIGH/ MID/ROTOR」がラインナップに加わった。スピードを重視するなら「WFS HIGH」を、スピードとコントロールを重視するなら「WFS MID」を、異質反転型を極めたいなら「WFS ROTOR」を選択するのが得策だろう。(詳細は下画像)

 

『2016年』

この年は製品の入れ替えが極端に少なかった。「ブロックマンCHN」が「ブロックマンⅡCHN」へと生まれ変わったぐらいか。時代が進むにつれて、ペンホルダーの新製品が販売されるペースが遅くなってきているシェークハンドラケットを重点的に研究開発しているということだろう。これは、大手卓球メーカーのヤサカと同じ傾向だといえる。

 

『2017年』

この年も前年に引き続き、製品の入れ替えが少なかった。歴史あるラケットの「マルティ」がリニューアルして「マルティⅡ」になり、「ヨーロスピン中国式」が廃盤になったぐらいか。TSP最速ペンホルダーの称号は依然として「ブラックバルサ7.0CHN」がその座を死守しているが、もっと弾むラケットの登場が望まれる。

 

『2018年』

この年は廃盤になるラケットが多かった。檜単板ペンホルダーの「ダイナム」を筆頭に、「ハンターS」「大和S(角型)/SR(角丸型)」「SP-55(角型/角丸型)」が廃盤になってしまった。ただ、その後釜として、檜単板ペンホルダーの「スペシャルダイナム9.0/10.0/10.5」が新たに登場した。スペシャルダイナムは好みによって板の厚さを、9.0、10.0、10.5の中から選ぶことができる。

 

『2019年』(2019.10/11追記)

※画像右側がペンホルダーラケット性能表

この年は、製品の入れ替えが全く行われなかった。

ペンホルダーラケットの需要が少ないのだろう。来年に期待して待つとしよう。


いかがでしたか?

シェークハンドラケットに比べて、

製品の入れ替えが比較的少ないのが見て取れます。

現代ではペンホルダーラケットの需要があまりないので、少し寂しいですね…。

色々な戦型の強い選手が出てきてほしいものです。

 

ではこれにて、

【カタログヒストリー(TSP②)~ペンホルダーラケット編~】を終わります。

お読み頂きありがとうございました。

 

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卓球カタログヒストリー【TSP①】~シェークハンドラケット性能表編~

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