【身近な】卓球のセルロイドボールに発火の恐れあり!【危険】

【身近な】卓球のセルロイドボールに発火の恐れあり!【危険】

こんばんは、卓球愛好家のもとぽんです。

先日の全日本卓球選手権大会、非常に盛り上がりましたね!

張本智和の男子シングルス史上最年少優勝や

伊藤美誠の史上最年少での三冠獲得など

記録づくめの大会になりました。

 

東京オリンピックに備えて東京体育館を改修するため、

来年と再来年は会場を大阪市中央体育館に移しての開催となるみたいです。

 

さて、今回は卓球のセルロイドボールの危険性についてお伝えしていきます。

セルロイドボールとは、

2014年まで使用されていた、セルロイドで作られている卓球のボールのことです。

 

2014年以降に卓球を始めたという方は

現在の規格であるプラスチックボールしかご存知ないという方が多いかと思います。

私自身、10数年程卓球から遠ざかっていたので、

卓球を再開した当初は、ボールの材質が変更されていることに戸惑いました。

 

では、なぜボールの材質が変更されたのでしょうか?

〇セルロイドは天然素材のため、安定した供給が得られなくなってきたため

〇セルロイドボールよりもプラスチックボールのほうが重量が重いため、スピードが低下する。そうなると、ラリーが長く続くようになるため、より白熱した試合が多くなる

という事情があったようです。

そして、もうひとつ重大な理由がありました。

タイトルに書いてあるので、お気づきの方も多いと思いますが

『可燃性が高く燃えやすいということです。

危ないですね…。

 

平成28年の6月に

日本卓球協会からもその危険性についての発表がありましたので

当ブログで公開します。

とのことです。

※ 自然発火の恐れ(材質劣化がすすむと分解熱が生じて発火します)
※ 容易に消火できない(一度着火すると急速に燃え広がります)
※ 燃焼時に発生するガスは有害(密閉空間では爆発性の混合ガスを生じます)

ということから、非常に危険なことが分かって頂けると思います。

 

ボールの劣化によって危険度が増しますので、

『ボールが変色し、マークが消滅し始めたら』

劣化が始まっている証拠ですので

自治体の条例を厳守しつつ、早めに処分することをオススメします。

 

〇保管方法をチェックしてください

□ 直射日光が当たりやすい場所に、ボールの箱が置いてある!
□ 風通しが悪く、あまり換気をしない!
□ 営業車や自家用車の車内、トランクなどに積みっぱなし!
□ 保管場所の室温が30度を超えることがある!
□ 使っていないボール、どこかにあるかも!

ひとつでも当てはまると『危険』です!

早めにボールの状態を確認してください。

 

ちなみに、私も保管方法をチェックしてみたところ

■ 風通しが悪く、あまり換気をしない!

■ 保管場所の室温が30度を超えることがある!

この二点が当てはまりました。

確か倉庫に練習用のボールが一箱保管してあると思うんですよね…

思い出して良かったです。

火事になってからでは遅いですからねー…

明日にでもボールの状態を確認してきます。

 

高品質のプラスチックボールをお探しの方は、ニッタクのボールがおすすめ!

 

この記事を読んだ方は、卓球の友達や知り合いに伝えて頂けると幸いです。

セルロイドボールの事故がひとつでも減りますように。

以上、お読みいただきありがとうございました。