【2019年版】重量級の卓球ラケットを探してみた。【シェークハンドラケット編】(2019.10/28更新)

【2019年版】重量級の卓球ラケットを探してみた。【シェークハンドラケット編】(2019.10/28更新)

※ダイオードVとダイナスティカーボンを追記しました【2019年10月28日更新】

 

こんばんは、卓球愛好家のもとぽんです。

突然ですが質問です。

マイラケットの重さ、気にしていますか?

ほとんどの方が『イエス』と答えると思います。

 

軽いラケットが好き、重いラケットの方が威力が出る、170g前後にしている、など、

人によって様々ですよね。

 

そこで、今回は、

重量級(95g~)のシェークハンドラケットを集めました。どうぞご覧ください。

※ラケットの画像を選択すると商品販売ページへとリンクします。

 

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木材7枚合板の攻撃用シェークハンドラケットを探してみた。

卓球ラケットの性能表をまとめてみた

 

剛力Nittaku

■ラケット重量:100g±

王子卓球クラブの作馬六郎氏監修のラケット。下記の説明文にもあるように、片面に異質ラバーを貼る選手に向けて作られたラケットなので、異質ラバーとの相性が抜群に良い。このラケットを武器に国内外で活躍している選手も多い。メーカー価格は33,000円(税抜)と高価だが、異質攻守の質を向上させたいのなら、買って損はないだろう。個性を武器に戦いたい方にオススメしたい一本だ。

個性的な用具で日本代表選手を育てた指導者が監修。選手の技だけでは越えられない、頼れる力強いラケットの誕生です。

バック面にスポンジの薄い異質ラバーを貼ることを前提として「ラケットは重いほうが良い」というスタイルに仕上げました。

総ウォールナットの7枚合板。粒高や一枚ラバーを貼っても威力を発揮する100g±の重量級。硬質な材質ながらも、しなりがあり、つかんで弾く力強いスマッシュはまさに剛力。

新井卓将氏による剛力のレビュー動画

 

剛力スーパーカットNittaku

■ラケット重量:105g±

先ほど紹介した剛力カットマン用にアレンジしたのが、この「剛力スーパーカット」だ。重量は驚異の105g!裏ソフトラバーの特厚を両面に貼ったら、総重量は200gを超えてしまうだろう…。国内で販売されているシェークハンドラケットの中でもトップクラスの重さを誇る。ラケットの総重量が軽くて悩んでいるカットマンにオススメの一本だ。メーカー価格は税抜33,000円。

剛力と同じ合板を使用。独特のしなりを持つ重量級のブレードは、コントロール抜群の鋭いカットボールを生み出します。また反撃時には、つかんで弾く強力スマッシュで相手を翻弄します。
相手の強打に負けないカットと反撃を手に入れる!

 

朱世赫Butterfly→廃盤

■ラケット重量:100g±

バタフライの重量級ラケットといえばこの「朱世赫」が有名だろう。韓国卓球界のレジェンドである朱世赫選手と共同開発して作られたラケットである。カットマン専用のラケットだが、そこそこ弾むので、攻撃もやりやすくなっている。攻撃と守備を両立したい方にオススメだ。また、異質攻撃型の選手にも使って頂きたい一品である。

朱世赫選手との共同開発モデル。ブツ切りカットと威力ある連続攻撃を両立したい選手に適したラケットです。

※朱世赫は2018年7月に生産中止となりました。当ラケットに興味のある方は、卓球ショップで在庫品を購入するか、もしくは、中古ショップで探してみてください。

卓球の中古ラケットを販売しているお店を探してみた(ネットショップ)

 

ダイオードVButterfly)【2019年10月28日追記】

■ラケット重量:95g±

上記で紹介したカットマンラケットの朱世嚇が、惜しまれつつも廃盤になってしまった。でも、安心してほしい。朱世嚇の後継として販売開始になったのが、「ダイオードV」だ。重量は95g±、朱世嚇よりも5gほど軽くなっている。従来のカットマンラケットよりも反発性能が高くなるように設計されているので、攻撃を重視するカットマンにおすすめラケットだ。

攻撃を主体としたカット用モデル

回転量の多いカットと、威力のあるドライブを可能にするラケット。従来のカット用ラケットよりも弾む合板設計で、攻撃を主体としたカット型にお勧めです。

 

ガシアン アブソルムコニヨール

■ラケット重量:100g±

先ほどご紹介した、Nittakuの「剛力スーパーカット」や、Butterflyの「朱世赫」は、どちらかというと守備型や異質攻守型の選手用に作られている。それに比べてこのラケット「ガシアン アブソルム」は、攻撃に特化した性能を備えている。板構成は7枚合板。重量は100g±なので、パワーに自信がない方はやめておいたほうが良いだろう。

ちなみにこのガシアンアブソルムは、中間材が均等な厚みに製造されているので、コントロール性にも優れている。カーボンの打球感が苦手だがある程度の弾みは欲しい、マイナーラケットで優越感に浸りたい、5枚合板からステップアップしたい、という方におすすめだ。

元世界王者ジャン・フィリップ・ガシアン。卓球を知り尽くした彼が厳選する、”J.P.ガシアンラケットシリーズ”。硬・柔らかラケット。コクタン製の表面材が破壊的なボールを生みだす!中間材が均等な厚みに製造され、コントロール性にも優れている。

 

ギャラクシャカーボン スペシャルYasaka→廃盤

ラケット重量:95g±

ヤサカの重量級ラケットといえばこの「ギャラクシャカーボンスペシャル」が有名だろう。先ほど紹介したガシアンアブソルムと少し雰囲気が似ている。ギャラクシャカーボンスペシャルは、7枚合板にカーボンを2枚配合した超攻撃的なラケットに仕上がっている。中・後陣からパワードライブを連打し、相手を力でねじ伏せたい方にオススメだ。パワーに自信のある方はぜひ一度試してみてほしい。

ギャラクシャカーボンをベースにしながら硬質な特殊表面材を搭載し、更なるパワーアップを実現しました。台から離れた時でもパワフルな攻撃を可能にします。

超攻撃的ラケットの秘密は、木材7枚 + カーボン2枚という超攻撃的な合板構成に、硬質な特殊表面材を搭載しました。特殊表面材とやや外側にあるカーボンの相乗効果により広いスウィートスポットと高い反発力を両立しました。

※ギャラクシャカーボンスペシャルは2019年の夏に生産中止となりました。当ラケットに興味のある方は、卓球ショップで在庫品を購入するか、もしくは、中古ショップで探してみてください。

 

超特選 カステリアン【FL】アームストロング

■ラケット重量:100g±(FLのみ)

最後にオススメしたいのがこちら。アームストロング社から販売されている重量級ラケット「超特選カステリアン」。ラケット名が個性的なので、一度聞いたら忘れないほどのインパクトを持つ。当ブログでも一度紹介したことがあるので、ご存知の方も多いだろう。そのときの記事を下に記載しておくので、興味のある方は一度ご覧あれ。

【卓球ラケット】檜単板のシェークハンドを探してみた

この超特選カステリアンは、シェークハンドではとても珍しい檜単板で作られている。貴重な存在だ。大量生産していないラケットなので、興味がある方は早めに購入することをオススメする。尚、グリップ形状がFL(フレア)の場合だけ重量が100gとなっているので、そこは注意してほしい。ちなみにST(ストレート)グリップだと重量は90g±となっている。

新素材ラケットもイイですが、ヤッパリ単板の打球感はクセになります。 「スィートスポットが狭い」とか「重い」などと言われがちの単板ですが、 実際はそれほど違いは有りません。今でも上級者で単板を使っているプレーヤーは多いです。 SpeedもContlorも新素材ラケットに負けず劣らず抜群です。

 

ダイナスティカーボンSTIGA)【2019年10月28日追記】

ラケット重量:95g±

2019年1月にスティガから販売開始されたのが、この「ダイナスティカーボン」だ。中国のトッププレイヤー許昕選手と共同開発したカーボン素材入りのラケットである。板構成は木材5枚+アウターカーボン2枚。木材の打球感を残しつつ、威力を向上させることをコンセプトに作られている。スイートスポットが広いため、安定したプレーも可能な高性能ラケットである。

アウターカーボンを搭載しボールの威力を出すことは勿論、木材の打球感の良さを残し細かい技術とのバランスが取れたラケット。STIGA独自の加工技術「TeXtreme +」によりスイートスポットが広く、創造性豊かなプレーと繊細な感覚を実現したいプレーヤーに。

 


いかがでしたか?

重量級のシェークハンドラケット、各メーカーから多数販売されていますね。

 

■重いラケットに特厚ラバーを貼り、圧倒的なパワーで相手をねじ伏せたい!

■片面に一枚ラバーや粒高ラバーを貼る影響で、ラケット重量が減少して悩んでいる

■力に自信があるので、重いラケットを使いたい

 

といった方々の参考になれば幸いです。

それでは、お読みいただきありがとうございました。