【2019年版】フォア表におすすめの表ソフトラバー【厳選8品】
- 2019.09.14
- 卓球(製品紹介)
- 卓球, フォア表, ペン表, ラクザPO, ブースターSA, モリストSP AX, モリストSP, VO102, スピネイト, インパーシャルXS, スピンピップスレッド ブルー

こんばんは、卓球愛好家のもとぽんです。
今回のテーマは「フォア表におすすめの表ソフトラバー厳選8品」です。
フォア表ってご存知ですか?
簡単にご説明すると、
シェークラケットの「フォア面に表ソフトラバーを貼る」プレイヤーのことです。
フォア表の戦型は主に前陣速攻が用いられますが、
ドライブ(前進回転)やナックル(無回転)を駆使して、変化で攻めるタイプもいます。
最近では、世界のトップ(特に男子)で戦うには、表ソフトラバーは不利と言われてきました。
現に、男子世界ランキングの上位は、両面裏ソフトラバーの選手ばかりが並んでいます。
でも、2019年の世界卓球男子シングルスで革命が起きました。
マティアス・ファルクというフォア表の選手が大活躍!
強敵を次々となぎ倒して、銀メダルを受賞したことは記憶に新しいです。
ファルク選手の国籍はスウェーデン。
ワルドナーやパーソンなど、数多のレジェンドを輩出したかつての卓球王国です。
今回、ファルク選手が活躍したことにより、表ソフトラバーの可能性が一気に高まりました。
この機会に、フォア表に挑戦してみてはいかがでしょうか?
それでは、フォア表のおすすめ表ソフトラバーをご紹介します。
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ラクザPO
冒頭でもお話ししたフォア表界の救世主、マティアス・ファルク選手の使用ラバーが、このラクザPO(ヤサカ)だ。強烈なスピンと安定感を誇るハイブリッドエナジー型表ソフトである。ややハードなスポンジと、回転性能に優れた横目の粒形状を持つシートを組合せる事で、相手の打球に負けないパワーを生み出すことが可能だ。また、回転量の読みにくいドライブも大きな武器になるだろう。
■マティアス・ファルク選手のプレー動画(世界卓球2019)
ブースターSA
「ブースターSA」の発売開始は、2007年9月。今から丁度12年前だ。発売開始から12年が経過したにも関わらず、いまだに根強い人気を誇っている。引っかかりの良い横目の粒形状を持つシートと、バランスの良いスポンジを組み合わせた、スピンタイプのテンション系表ソフトラバーである。ドライブなどの回転系技術がとてもやりやすいので、裏ソフトから表ソフトへ移行する際に使用しても良いだろう。
モリストSP AX
2018年10月に「噛みつく表ソフト」のキャッチフレーズで発売開始された「モリストSP AX」。伊藤美誠選手が使用しているモリストSPよりも、回転性能に特化した表ソフトラバーだ。SPが縦目の粒配置であるのに対して、AXは大きめの粒を横目で配置している。そのため、ドライブやツッツキなどの回転系技術が非常にやりやすい。ただ、SPよりもナックルボールは出しづらくなったので、その点は注意してほしい。
■新井卓将さんのモリストSP AX試打動画
モリストSP
上記でご紹介したモリストSP AXが、引っかかりが良すぎて使いづらいと感じる方には、「モリストSP」をおすすめする。粒の配置は縦目なので、スピードが出しやすく、ナックルボールも出しやすい。さらに、想像以上に回転をかけることも可能で、タイミングを外すループドライブや回転量の多いツッツキを打つこともできる。表ソフト特有の癖球で攻めたい方におすすめだ。
スピンピップス レッド/ブルー
(※:写真はスピンピップス レッド)
スピンピップス(通称:スピピ)というラバーをご存知だろうか?卓球経験者なら一度はその名前を聞いたことがあるだろう。TSPから発売されている、回転系表ソフトラバーの先駆け的存在のラバーである。
近年、このスピンピップスに待望の新製品が加わった。その名も「スピンピップス レッド/ブルー」だ。スピンピップスの回転性能を継承したシートにテンション技術を加え、日本製スポンジ特有の軽さと反発の強いスポンジを合わせることで完成したラバーである。速攻タイプならレッドを、表ソフト特有のナックルを武器にするならブルーを選びたい(粒配列は両方とも横目)。
■スピンピップスシリーズ
・抜群の回転性能と安定性、ナックルも出しやすい『スーパースピンピップス』
・21スポンジを搭載した『スーパースピンピップス・21 sponge』
・守備型の選手におすすめの『スーパースピンピップス・チョップスポンジ』
・優れた回転性能と安定性を両立させた『スーパースピンピップス・チョップスポンジ2』
・心地良い打球感と速攻プレーで威力を発揮する『スピンピップスレッド』
・ナックルが出しやすく攻守のバランスに優れた『スピンピップスブルー』
インパーシャルXS
バタフライのハイテンション表ソフトラバーの中で、もっとも回転がかかるのが、この「インパーシャルXS」だ。格別の回転=Extra Spin(エクストラ スピン)からXSと名付けられた。大きめの粒が横目に配置されており、見た目からでも回転性能の高さが分かる。弧線高めのドライブやツッツキが容易に打てるので、回転を活かした戦術の幅が広がる。軟らかめのスポンジを採用しているため、コントロール性能も高い。
→攻守のバランスを活かしたハイテンション表ソフトなら「インパーシャルXB(粒配置は縦目)」
VO>102
「フォア表で使用するならどのラバーが良い?」というアンケートをツイッターで実施した際に、意外と票が多かったのが、この「VO>102」だ。ヴィクタスが販売しているハイエナジーテンション表ソフトラバーである。心地良い打球感や球離れの良さは抜群で、やや軟らかめのスポンジを採用しているため安定感も高い。粒配置は横目なので、回転性能も備えている。
前田美優や木原美悠、天野優、岩渕幸洋(敬称略)などのトッププレイヤーも使用している(※)高性能の表ソフトラバーだ。(※)2019年9/11現在、いずれの選手もバック側に貼っている(バック表)
■木原美悠選手(バック表)のプレー動画
スピネイト
ヤサカの表ソフトラバーと言えばラクザPOが有名だが、この「スピネイト」というラバーも人気がある。粒配置は横目で、回転力を強化するSTS(スピンテンションシステム)を搭載。そのため回転性能は抜群に良い。さらに、ナックルボールが出しやすく、十分な反発力も備えている。バランス重視の選手におススメだ。値段も比較的リーズナブルなのでコストパフォーマンス高めのラバーである。
アンケート結果
ツイッターで簡単なアンケートを実施した結果、次のような結果になった。
モリストSP AXが僅差で1位になったが、
ラクザPOやブースターSAと、それほど差は広まらなかった。好みの問題なのだろう。
総投票数685票 沢山の投票、誠にありがとうございます。
🏓卓球あんけーと🏓
フォア表になった場合、
フォア面に使用するラバーは何が良い?#拡散希望#フォア表#卓球戦型— もとぽん@卓球ブログ (@motopon369) September 10, 2019
以上、
「フォア表におすすめの表ソフトラバー厳選8品」を紹介させて頂きました。
回転性能の高いラバーが多かったですね。
気になる表ソフトラバーは見つかりましたか?
両ハンドドライブ全盛の現代だからこそ、
フォア表のような個性的な戦型で、戦ってみてもいいのではないでしょうか。
マティアス・ファルク選手のような
世界トップレベルのフォア表の選手が増えるのを楽しみにしています。
それでは、お読み頂きましてありがとうございました。
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