【卓球】高級なラケットを探してみた【シェークラケット編②】

【卓球】高級なラケットを探してみた【シェークラケット編②】

こんばんは、卓球愛好家のもとぽんです。

2018年が終わり、2019年に突入しましたね!

本年もよろしくお願いします。

 

さて、本日のテーマは、

【高級なラケットを探してみたシェークラケット編②】です。

前回はニッタクバタフライの高価なラケットを取り上げたのですが、

今回はドニック、ヴィクタス、スティガ、Dr.Neubauer、JUICを取り上げます。

マイナーなラケットもありますので、より楽しめると思います。

それでは、どうぞご覧ください。

 

※現在(2019.1/12)販売中の物に限ります。尚、商品画像を選択すると販売ページへと飛びます。

 

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STIGA(スティガ)

カーボネード245/290

カーボネード245

当ブログでも何回か登場しているラケット「カーボネード245」。スティガの大人気シリーズであるカーボネードには、45シリーズ90シリーズがある。どちらも数字が大きくなるにつれて反発性能が高くなるのだが、40シリーズで最も弾むのが、この「カーボネード245」だ。下記で紹介するカーボネード290と、カタログのスピード値は一緒だが、こちらのラケットの方が弧線を描きながら弾むようだ。

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メーカー販売価格:25,000円(税抜) 重量:92g± 板構成:木材5枚+カーボン2枚

1㎡あたり約200gのカーボン素材を45度の角度で編み込んだカーボンを搭載。カーボネード45シリーズでは一番弧線を描きながら弾むラケット。

 

カーボネード290

上記のカーボネード245と双璧を成す、スティガの高級ラケット「カーボネード290」。現在のスティガで最速ラケットである。カタログのスピード値はカーボネード245と同じで152だが、カーボネード290のほうがより直線的な弾道を描くように作られている。威力のあるスピードドライブで相手を圧倒したいならこのラケットで決まりだ。

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メーカー販売価格:25,000円(税抜) 重量:92g± 板構成:木材5枚+カーボン2枚

1㎡あたり約200gのカーボン素材を90度の角度で編み込んだカーボンを搭載。カーボネード90シリーズでは一番直線的に弾むラケット。

 

カーボネード145/190

カーボネード145

カーボネード45カーボネード245の中間に位置するのが、この「カーボネード145」だ。カーボネード245よりもスピード値は多少劣るが、コントロール性能は向上している。スピード値が劣ると言っても、それでも高い反発性能を備えているので安心してほしい。カーボネード45の弾みに物足りない方や、弾みとコントロールを高次元で融合させたラケットを求めている方にオススメだ。

メーカー販売価格:23,500円(税抜) 重量:90g± 板構成:木材5枚+カーボン2枚

1㎡あたり約100gのカーボン素材を45度の角度で編み込んだカーボンを搭載。カーボネード45と245の中間のコントロール性能。弾道は弧線を描く。

 

カーボネード190

カーボネード90カーボネード290の中間に位置するのが、この「カーボネード190」だ。カーボネード290よりもスピード値は多少劣るが、コントロール性能も向上している。カーボネード90の弾みに満足できない方や、弾みとコントロールを高次元で融合させたラケットを求めている方にオススメだ。カーボネード145よりも弾道は直線的である。

メーカー販売価格:23,500円(税抜) 重量:90g± 板構成:木材5枚+カーボン2枚

1㎡あたり約100gのカーボン素材を90度の角度で編み込んだカーボンを搭載。カーボネード90と290の中間のコントロール性能。弾道は直線的。

 

ローズウッドXO

高級家具材や彫刻用材として用いられる木材、ローズウッド。この「ローズウッドXO」は、数年寝かせてよく乾燥させたローズウッドを外板に使用して作られている。そのため、「ローズウッドNCT V」よりも反発性能が高く、打球感も良い。ラケット自体に高級感が漂っており、アンティークのような雰囲気がある。

ローズウッドXOが弾みすぎるという方には、弾みを抑えた「ローズウッドNCT V」を、もっと弾みが欲しいという方には7枚合板の「ローズウッドNCT Ⅶ」をおすすめする。

メーカー販売価格:25,000円(税抜) 重量:85g± 板構成:木材5枚合板

数年寝かせて、よく乾燥させたローズウッドを外板に使用。ローズウッドNCT Vより打球感がよく、弾みを強化したラケット。

 

エメラルドVPS V

外板に最高級のグリーンエバンホルツ(青黒檀)を使用した、高級ラケットの「エメラルドVPS V」。5枚合板とは思えないほどの高い反発性能を備えている。ドライブ全般の技術が非常に行いやすいので、攻撃選手にオススメのラケットだ。外板のグリーンエバンホルツが高級感を漂わせており、気品のあるラケットに仕上がっている。

メーカー販売価格:22,000円(税抜) 重量:90g± 板構成:木材5枚合板

硬い板のグリーンエバンホルツを外板に使用し、2枚目の板にVPS搭載。5枚合板ながら、重量感のあるパワードライブ向けのラケット。

 

Dr.Neubauer(ドクトル・ノイバウア)

スペシャル

知る人ぞ知る卓球ブランドのDr.Neubauer(ドクトル・ノイバウア)が販売している、超高級ラケットの「スペシャル」。メーカー価格は、なんと税抜49,000円。バタフライの高級ラケットである水谷隼スーパーZLCを価格で上回っている。特許の製法を駆使し、ドイツの職人が丹精込めて作っている名品だ。ラージボールの選手や、異質ラバーを使用する方におすすめのラケットだ。

とても斬新なラケットである。打球感が気になる方は奮発して購入してみては?

メーカー販売価格:49,000円(税抜) 重量:72g±18 板構成:木材7枚合板

ブレードは異質ラバーやラージ選手向けに大きく弾むよう、ブロックの際には跳びすぎないよう、スイートスポットは広く、中芯のバルサ材は厚く設計されている(一部製法は、特許あり)。グリップにも響きを抑え、コントロールを向上させる様々な工夫が込められている。プレーヤーのシーンを考えたドイツ職人の心を込めた逸品。

 

タイタン

上記で紹介したスペシャルと同価格のラケットである「タイタン」。このラケットも異質系ラバーを使う選手用に作られている。コントロール性を最も重視したラケットで、ラケット重量は驚異の65gとなっている。資金に余裕があれば購入を考えても良いだろう。

ただ、ひとつ言いたいことがある。Dr.Neubauerの商品は値段が高すぎる。ラケットに限らず、ラバーも高価なものが多い。もう少し安価になれば、使用者が増え認知度も上がると思うのだが。

メーカー販売価格:49,000円(税抜) 重量:65g±5 板構成:木材7枚合板

ラケット職人の特許製法による手作りであるこのラケットは、さらに、コントロール性を重視して作られた。バック面は、より安定性を重視。異質系ラバーを駆使して、相手を、幻惑していく選手に有効なラケットである。また、グリップにはマイナスとなる振動(響き)を抑える工夫もしてある。

 

DONIC(ドニック)

オフチャロフNo.1センゾー

2018年12月に発売された高級ラケットの「オフチャロフ№1センゾー」。国内で取り扱っている店舗がまだ少ないため、購入できるお店が限られてくる。きめ細かいプレミアムアクリルカーボンを使用しているので、広いスイートエリアを確保し、中・高陣からでも威力のあるボールが打てる。台上での操作性も抜群に良いので、とてもバランスの良いラケットだ。センゾーシステム搭載。

センゾーシステムを使用しておらず、特殊素材にアクリルカーボンを使用した「オフチャロフ№1」というモデルも発売されている。お好みで選びたい。

メーカー販売価格:34,800円(税抜) 重量:不明 板構成:木材5枚+プレミアムアクリルカーボン2枚

ヨーロッパのスター、ドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)が望んだ、ハイテクラケットの誕生です。木材はこのラケット専用に職人が選択し、決め細かく織り込まれたプレミアムアクリルカーボンとセンゾーシステムの調和で、今までにない広いスイートスポットを実現。台上での操作性、中~高陣で勝ち切るしなりの強さ、球威、そして球の速さを兼ね備えた、至極のラケットです。

 

JUIC(ジュウイック)

カブリオレ F

JUICの高級ラケットと言えば、「カブリオレ F」が有名だろう。アウターにカーボンを配置しているので、反発性能が高いラケットだ。アウターカーボンだけあって、球離れは速い。スイングスピードの遅い方には、ラケットの性能を十分に引き出せない可能性がある。中・上級者向けのラケットである。

インナーカーボンタイプの「カブリオレ I-NP」も発売されている。カブリオレFよりも弾みを抑えて球持ちを良くしたラケットで、コントロール性能が向上している。

メーカー販売価格:23,000円(税抜) 重量:90g± 板構成:木材5枚+カーボン2枚

破壊力を最優先に置いたアウターカーボン・ラケット

スイングスピードがあれば、回転を十分にかけることが可能。ドライブの際は回転がかかっているボールを打つことができる。

 

VICTAS(ヴィクタス)

Koki Niwa(丹羽孝希)

ヴィクタスの主力商品である「Koki Niwa」。木材5枚アラミドカーボン2枚フリースカーボン2枚を組み合わせた攻撃選手用のラケットである。カーボンを計4枚配合しているので、カッチカチのぶっ飛びラケットを想像する人も多いだろう。だが、球持ちの良さは最低限確保しているので、ドライブなどの回転系技術も行いやすい。

Koki Niwaには、木材7枚合板の「Koki Niwa ウッド」も発売されている。値段も手頃なので、興味のある方は検討してみてほしい。

メーカー販売価格:21,600円(税込) 重量:88g± 板構成:木材5枚+アラミドカーボン2枚+フリースカーボン2枚

丹羽孝希はリオの大舞台で実力を証明した。世界ランキング一桁の選手を超攻撃卓球で撃破した。その左手に握られていたのは『カルテットAFC』。そして大会後に、さらなるパワーアップを計るため、VICTASの開発陣と考えたのが新たなギア『丹羽孝希』ラケットだ。中芯を厚くしてさらに威力を増した木材構成。ラリー戦での速さ、そして台上での攻撃で力を発揮する。

 

ヴィクタス製品を試打できるお店に行ったときの記事はこちらから。

【潜入レポ】卓球複合型施設「T4 TOKYO(渋谷)」へ行ってきたよ


以上。価格が21,000円以上の高価なラケットを、11本ご紹介させて頂きました。

個人的に気になったのは、

オフチャロフ№1センゾー、Koki Niwa(丹羽孝希)、エメラルドVPS Vです。

 

どのラケットも高性能ですので、

興味のある方は是非チャレンジしてみてください。

それでは、お読み頂きありがとうございました。