平成29年度全日本卓球選手権大会(2018)【ジュニア男子、ジュニア女子、混合ダブルス速報】
- 2018.01.18
- 卓球(全日本卓球関連)
- 全日本卓球, 速報

こんにちは、もとぽんです。
2018年1月15日から開催されている
「平成29年度全日本卓球選手権大会」も中盤戦を迎えていますね!
本日は、
『ジュニア男子』
『ジュニア女子』
『混合ダブルス』
の優勝者が決まりましたので、結果をお伝えします。
『ジュニア男子』
※クリックすると拡大します。
(全日本卓球公式サイトより)
【優勝】 張本智和(エリートアカデミー)
【準優勝】 宇田幸矢(エリートアカデミー)
【3位】 戸上隼輔(野田学園高校)
【3位】 金光宏暢(大原学園高校)
大本命の張本智和が、全試合で1ゲームも落とさずに圧巻の強さを見せつけ初優勝した。14歳205日での優勝は史上最年少記録で、水谷隼の14歳221日を16日上回った。準優勝の宇田幸矢も勝機がなかった訳ではない。ゲームスコアは0-3で負けているものの、点数で見てみると、9-11,9-11,9-11と接戦だった。特に2ゲームは7-1とリードしていたが、そこから逆転で取られている。その2ゲーム目をしっかりと取っていれば、ゲーム展開は変わっていただろう。非常に悔やまれる。それにしても、エリートアカデミーは強い。全国各地から有望な選手を集めて強化しているので、当然といえば当然なのだが。それでも、重要な大会で結果を残せる精神力は大したものである。日本の未来は明るいなと思わされる。
『ジュニア女子』
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(全日本卓球公式サイトより)
【優勝】 長﨑美柚(エリートアカデミー)
【準優勝】 塩見真希(四天王寺高校)
【3位】 木原美悠(エリートアカデミー)
【3位】 大藤沙月(ミキハウスJSC)
ジュニア男子は張本智和の独壇場だったが、その反面、ジュニア女子は接戦が多く見ごたえのある試合も多かった。準決勝二試合と決勝戦、ともにゲームカウント3-2までもつれた。優勝したのはエリートアカデミーの長﨑美柚。2017年の世界ジュニアで女子団体銀メダルに貢献した逸材だ。準優勝の塩見真希は高校卓球界の名門、四天王寺高校のエース。フォア面に表ソフトを貼る非常に珍しい戦型で有名だ。決勝戦は塩見真希が先手を取り、ゲームカウント2-0とした。このまま決まるのかと思えたが、3ゲーム目を長﨑美柚が13-11で取り挽回する。勢いそのままに4ゲーム、5ゲームと連取し初優勝を決めた。
『混合ダブルス』
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(全日本卓球公式サイトより)
【優勝】 森園政崇/伊藤美誠(明治大学/スターツSC)
【準優勝】 軽部隆介/松本優希(シチズン時計/サンリツ)
【3位】 大島祐哉/早田ひな(木下グループ/日本生命)
【3位】 吉村真晴/石川佳純(名古屋ダイハツ/全農)
2020年東京オリンピックの正式種目に決定した混合ダブルスは、近年稀にみる大混戦となった。混合ダブルス二連覇中の田添健汰/前田美優ペアや、優勝候補の張本智和/平野美宇ペアが早々に敗退し、2017年世界選手権混合ダブルス金メダリストの吉村真晴/石川佳純ペアも準決勝で敗退するなど、波乱の展開になった。そんな中、森園政崇/伊藤美誠ペアが圧倒的な強さを見せつけ、1ゲームも落とすことなく、初優勝の栄冠を勝ち取った。ダブルスのスペシャリスト森園政崇と前陣速攻型の伊藤美誠のペアは非常に相性が良さそうだった。2020年東京オリンピックの混合ダブルスの出場権争いは熾烈を極めそうだ。
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